制作・監督・脚本:大嶋 拓
出演:鈴木重子 / ちわきまゆみ / 堺 雅人 / 日下武史
『火星のわが家』(99年)を観た。NHK大河ドラマ『新撰組!』での堺雅人ブレイクが影響しているのか巷で人気らしい。ステージに立つと声が出なくなってしまう歌手未知子(鈴木)と、かつて「宇宙旅行協会」という団体で火星の土地の分譲をしていた今も宇宙に想いを馳せる夢多き父を中心にサラッとした不思議な映画だった。実際にジャズシンガーである鈴木重子の涼やかな存在感が素敵です。ボソボソとした棒読みの台詞回しも主人公の優しい雰囲気が出ていた。居候役の堺雅人は今ほど演技が大袈裟でなく、そのうまさが際立っていて良かった。父が病床で、先立たれた妻が火星で待ってる夢を見たのが微笑ましい。★★★☆☆